
低金利時代に加え上がらない給料…。
これらの状況から老後に不安を抱く人は少なくないでしょう。
今回の記事では、特にサラリーマン時代から投資を始めるべき理由やおすすめの投資手法について紹介していきたいと思います。
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サラリーマンが投資を始める必要がある理由①:銀預金では物価の上昇に追いつけないから
サラリーマンが投資を始めるべき理由1つ目は、現在の銀行預金における低金利では物価の上昇率に追いつけられないからです。
2015年の物価を100にした場合、2019年では102に上昇していたことが、総務省発表の消費者物価指数で分かります。
10万で買えた商品が10万2000円に値上がったということです。
銀行の1年定期預金の金利は約0.002%ほどとなっており、この金利で複利増やそうとしても、4年で7年にしかなりません。
要するに2015年の時点で10万円で購入できていたものが、2019年には購入できなくなってしまうというイメージです。
金利が物価上昇率より低いと、資金は保護されているように見えて資産価値は目減りしてしまうということになるのです。
では株や不動産などの金融資産に投資する場合はどうでしょうか?
投資は元本保証がない為、運用次第では資産が減ってしまうリスクがあります。しかし投資対象の金融商品の特徴として、物価に合わせた値動きをすることが挙げられます。
したがって資産の一部を金融商品に変えておくことで、インフレリスクを低減されることができます。
サラリーマンが投資を始める必要がある理由②:長期間投資できる
サラリーマンが投資を始めるべき理由2つ目は、長期に渡って投資ができるという点です。長期で資産運用することで複利効果が最大限に受けられます。
その他長期投資には時間分散により、投資に失敗する可能性が軽減されます。例えば毎月1回積み立て投資をしていけば、株価が高い時、安い時を機械的に購入することができ、結果的に元本割れのリスクが減ります。
長期積み立て投資の元本割れは15年以上でゼロにすることができると言われています。ただし過去のデータに基づいたものであり今後も必ずとは言えるものではありません。
また長期保有することでインカムゲインが積み上がります。インカムゲインを多く得ていらば、売却時に万が一損出がでたとしても相殺できるケースもあります。
これらの理由から現役サラリーマン時代から投資を始め、失敗のリスクを抑えながら将来に向けて資産を増やしていくことをオススメします。
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サラリーマンが投資を行う上でハードルになること
続いてはサラリーマンが投資を行う上でハードルになり得ることを紹介していきたいと思います。
ハードル①:会社の規定に違反していないか
サラリーマンには当然ですが本業があります。ですので投資が副業にあたらないか?というのを調べる必要があります。
近年では副業を認める企業も増えてきましたが、まだまだ禁止している企業も多くあるのが現実です。
仮に投資が副業規定に違反してしまった場合、ペナルティを受けてしまう可能性がありますので、十分に注意する必要があります。
対策としては確定申告の際、住民税を自分で支払うようにするなどして、会社に副業がバレることを避けるようにした方が良いかもしれません。
ハードル②:本業に支障がでる
投資スタイルにもよりますが、例えば株式投資を短期トレードで行う場合、株式市場が開いてる時間帯というのは、まさに勤務中の時間である為、仕事を抜け出して株の売買をする…なんてことをしてしまうかもしれません。
そうなると仕事に支障が出るどころか、周囲にバレれば就業違反に当たってしまうかもしれません。
そうならない為にも仕事に支障が出ない投資方法を選ばなくてはいけません。
サラリーマンが取り組みやすい投資の条件としては、
- 時間的な手間がかからないこと
- インカムゲインを収入にすること(配当金、家賃収入など)
- 積み立て投資でコツコツ複利投資すること
これらを意識してみると心身ともに負担が減るでしょう。
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サラリーマンが始めやすい投資手法
ではサラリーマンが投資をする上で始めやす手法にはどういったものがあるのでしょうか?ここからは4つの手法を紹介していきたいと思います。
サラリーマンにおすすめの投資手法①:株式投資
まずは株式投資です。積極的に投資したいという人におすすめです。株式投資は企業が発行する株式を購入し、値上がり益や配当金、株主優待で利益を得る投資です。
株式投資のメリットとしては、
- 配当や株主優待といったインカムゲインを期待できる
- 大きな値上がり益が期待できる
デメリットとしては、
- まとまった資金が必要な場合がある
- 値動きが大きい
などが考えられます。
サラリーマンにおすすめの投資手法②:投資信託
続いては投資信託です。投資信託とは投資家から集めた資金を専門家が運用し、利益を投資家に還元する金融商品のことを言います。
運用を専門家に任せることで、投資初心者やサラリーマンのように時間が取れない人でも始めやすい金融商品と言えます。
投資信託のメリットとしては、
- 専門家に運用を任せられる
- 少額から始められる
- 分散投資(株式・債券・REIT)ができる
- 値上がり益と分配金が期待できる
投資信託のデメリットとしては、
などが考えられます。
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サラリーマンにおすすめの投資手法③:不動産投資
続いては不動産投資です。不動産投資は不動産から得られる過賃料で収入を得る投資方法です。株式投資よりはリスクが少ないと言われていますが、不動産を選ぶ目利き力が必須だと言われています。
不動産投資のメリットとしては、
- 家賃収入が継続的に得られる
- 不動産の値上がりによる利益を得られることがある
- 資産として不動産が手元に残る
不動産投資のデメリットとしては、
- 家賃滞納のリスクがある
- 空室期間のリスクがある
- 修繕費などのコストがかかる
- 現金化に時間がかかることがある
などが考えられます。
サラリーマンにおすすめの投資手法④:ロボアドバイザー
続けてはロボアドバイザーです。ロボアドバイザーの特徴としては、投資家に代わりAI(人工知能)が運用を行ってくれる点です。
申込み時にアンケートに回答するだけでピッタリなポートフォリオを提案してくれます。
ロボアドバイザーのメリットとしては、
- 簡単に手間なく始められる
- 少額で始められる
ロボアドバイザーのデメリットとしては、
などが考えられます。
またつみたてNISAやIDeCoを活用すれば、節税効果を得られます。詳しくは以下の記事で紹介していますので、参考にしてください。
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