何ごとも継続することが大事とよく言います。プライベートでの趣味に限らず、仕事においても当てはまります。

自分で決めたことを継続するというのは、なりたいと思う自分の理想に近づくこと。そして成果を出し続けるために必須といっても過言ではありません。

今回の記事では、継続するために必要な習慣化のコツについて紹介します。何をしても続かない経験がある方は参考にしてください。

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習慣化とは何か

習慣化とは、無意識に行動や思考を繰り返すことを指します。例えば、朝起きたら水を飲むだったり、歯を磨くだったり。寝る前に読書したりなどです。

習慣化するのは難しく挫折する人が多い

一度習慣化することができれば、あとは無意識に継続することができるのですが、習慣化された状態にもっていくのは非常に難しいことなのです。

誰にでも続かなかった経験はあるはずです。例えばダイエットのためにジムに通ったものの、数ヶ月で通うのを止めてしまっり、瞑想が良いと聞けば、始めてみるものの、次第にやらなくなってしまったり。

このように何かを始めてみても、なかなか習慣化できないことを悩んでいる人は多いです。

なぜ習慣化できないのか

習慣化できない理由はなぜなのでしょうか。多くの場合は以下の4つが原因です。

  • 成果がでるまでが長いためモチベーションが保てない
  • 高い目標を設定してしまっている
  • 完璧にやろうとする
  • 目標に対して心から成し遂げたいと思っていない

思い当たる節がある人は多いのではないでしょうか。

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習慣化のメカニズム

習慣化は脳の性質により起こります。やりたいことに対し意識決定するというのは、脳のエネルギーを消費する行動なのです。

脳は無駄なエネルギー消費を回避しようとしますので、節約のため繰り返し行われる行動はパターンとなり、無意識に行うようになるのです。

こういった習慣化のメカニズムを知っておくことは、とても重要なことです。

習慣化することのメリット

習慣化することには様々なメリットがありますので紹介していきます。

  • 目標が達成しやすくなる
  • 面倒だと思うことでも継続できる
  • 自分に自信がつく

これらのメリットがありますので、それぞれについて解説していきます。

習慣化のメリット①:目標が達成しやすくなる

なんのために習慣化させたいのか。多くの人は何か目標を立て、その目標を実現させたいからでしょう。

仕事でのスキルアップやダイエット、筋トレなど、すぐに成果を出すことができい、日々の積み重ねが重要な目標は、習慣化することで達成しやすくなります。

目標を立てる時は、まず小さく立ててみましょう。

習慣化のメリット②:面倒だと思うことでも継続できる

習慣化されることによって、無意識に行動できるようになります。面倒だな…。と感じてしまう場面でも、一度習慣化してしまえば継続して行うことができます。

やらなきゃと思うとストレスになるので、無意識にできるレベルになると精神的な負担もなくなります。

習慣化のメリット③:自分に自信がつく

目標に向かって行動する習慣化は、たとえ達成できなくても成果に繋がります。

1つのことを継続できたこと、目標を成し遂げられた経験は、自分にとって自信に繋がります。

小さなことでも構いませんので、継続したことで成功体験を積み上げていきましょう。

僕は毎日15分読書をするという目標を立ててしますが、習慣化できています。これが1時間とかになってしまうと難しくなりますが、15分という時間であれば継続することに対し、精神的にも負担に感じません。

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習慣化させるための3つポイント

では、どうすれば習慣化できるのでしょうか。ここが分からなければ、いつまで経っても習慣化させることは難しいでしょう。

習慣化させるためには、

  • 習慣化させる必要性を考え自分の性格を把握する
  • 目標設定は適切に行う
  • 自分の特性を生かす

この3つのポイントをマスターする必要があります。それぞれについて解説していきます。

ポイント①:習慣化させる必要性を考え自分の性格を把握する

まず大事なのは、自分がなぜ習慣化させる必要があるのかを考えましょう。

なぜこれをやる必要があるのか。なぜ自分はこれをしたいと思うのか。習慣化できなければどういった事態になるのか。

そして自分自身の過去を振り返り、経験を元に自分の性格について分析してみましょう。

サボり癖はあるのか。周囲からの支援があれば頑張れるのか。飽きずに続けられたものの特徴。

このように、習慣化の必要性そして自分の性格を把握することで、習慣化させるための方法も見つけやすくなります。

ポイント②:目標設定は適切に行う

習慣化ができない場合のパターンとしては、大きな目標を立ててしまうことです。筋トレをしたことがない人が、いきなりベンチプレスで100kg上げるという目標を立てたとしても、あまりのハードさに挫折してしまう可能性が高いです。

このように大きな目標を立てることで失敗するという経験を積み重ねてしまうと、自己効力感が下がってしまいます。そうなると、新たなチャレンジをしなくなるという悪循環に履いてしまう恐れがあります。

目標設定は無理なく続けられるところから初めましょう。小さな目標を設定し成功体験を重ねつつ目標設定を徐々に上げていくのが良いでしょう。

ポイント③:自分の特性を生かす

ここまでのポイントを踏まえ、自分なりに継続させるための正しい方法を仕組み化しましょう。

普段の生活の中でルーティン化させることで習慣化させやすくなります。筋トレしてから食事を取る。お風呂に入りながら読書をするなど、普段している行動にプラスαでしてみましょう。

また周囲の人が同じ目標に向かっているのでれば、仲間同士のプレッシャーを生じさせ、やらざるを得ない状況を作ってしまうというのも一つの手です。

さらに人に宣言してみるのも良いでしょう。

例えば副業で1万円稼ぐと宣言したり、簿記3級に受かると宣言してみたりすると、結果的に習慣化に繋がるかもしれません。

自分の性格をよく理解した上で、人に言った方が有効だと判断できた場合は、思い切って言ってしまうというのが良いでしょう。

日々やり遂げたことは記録をつけ、視覚化させていくことも大切です。視覚化することで前に進んでいる実感が湧いてきます。継続していくと、1日だけやらない日が発生することに対し、モヤモヤした気持ちが芽生えていきますので、こういった気持ちも背中を押してくれるのです。

小さな目標を立て、目標を達成するという成功体験を積み上げていきましょう。成功体験が自信をつけ、気づけば習慣化できています。

目標を立てそれを実現化させるために習慣化のスキルを手に入れましょう。

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