
6月27日午前9時50分ごろ、福岡市東区千早の千早病院の医師が59歳の男にナイフで刺される殺人未遂事件が発生しました。
この事件で逮捕されたのは、福岡市東区の無職である川野二郎容疑者。
被害にあった医師は上半身を複数箇所刺されていますが、命に別状はないとのこと。とりあえずは一安心と言ったところ。
一体なぜ川野二郎は、医師を刺したのでしょうか?
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川野二郎が千早病院の医師を刺した殺人未遂事件の概要
27日午前9時50分ごろ、福岡市東区千早の千早病院から「包丁を持った人が入ってきて、先生が刺された」と110番があった。県警によると、40代男性医師が男に背中などを刃物で刺されて重傷を負ったが、意識はあり、命に別条はない。県警は殺人未遂の疑いで同区の無職川野二郎容疑者(59)を現行犯逮捕した。
医師は病院1階の診察室で患者に対応中で、入室してきた川野容疑者に刺された。病院関係者が取り押さえ、駆け付けた警官に引き渡した。黙秘しているといい、県警は2人の間にトラブルがなかったかなど動機を調べる。
川野二郎は千早病院のかかりつけの患者ではないようです。
別の患者を診察中に突然入室してきたようですので、医師はもちろんのこと、その場にいた別の患者も相当怖かったことでしょう。
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川野二郎の顔画像+Facebook
医師を刺し重傷を負わせた川野二郎の顔は公表されているのでしょか。
報道を一通り確認してみたのですが、現時点で川野二郎の顔は公表されていませんでした。
Facebook、ツイッター、インスタについても調べてみましたが、本人と思われるアカウントはありませんでした。
ただ事件が事件ですので、今後の続報で素顔が明らかになる可能性は十分にあります。
また同じ事件を起こされても困りますし、こういった危険人物の素顔は公表したほうがいいと思います。
5月28日午後3時半ごろ、三重県津市にある永井病院で殺人未遂事件が発生しました。 被害にあったのは50歳の女性看護師。刺したのは津市の無職である小崎章容疑者74歳。 小崎章の妻が永井病院に入院していたようなので、2人の間 …
川野二郎が千早病院の医師を刺した動機
一体なぜ川野二郎は医師を刺したのでしょうか?
複数箇所を刺していることから強い殺意を感じます。犯行現場が病院だったことで、治療がスムーズに行われたことにより、助かったのでしょう。
これが仮に病院から離れた場所で起きた事件だったとしたら、医師は助かっていなかったかもしれません。
川野二郎は千早病院の患者ではないようですので、もしかしたら川野二郎の家族が千早病院に通っていたのではないでしょうか?
そしてその家族が被害者の医師の患者で、何かトラブルがあったのかもしれません。
例えば家族が死亡してしまったなど。過去にも同様の事件がありました。
こういった事件が起こると、医師を目指す若者が減ってしまうような印象を受けますね…。本当に起きてはならない事件です。
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川野二郎が黙秘している理由は?
現時点で川野二郎は容疑を認めておらず黙秘を続けている状態です。
一体なぜ明らかな事件にも関わらず、川野二郎は黙秘をしているのでしょうか?
おそらくですが、川野二郎は「自分は悪くない」と思い込んでいる可能性があります。
こういった心理から、罪を認めたくないといった感情になっているのかもしれません。
要するに家族に何かがあったことで、精神的におかしくなっているものと思います。。まぁ精神状態が良好であったのであれば、こんな事件は起こさないでしょう。
医師が大怪我をすることで、多くの患者の診察ができなくなるわけですから、病院としては大ダメージです。こういった後のことを考えていない時点で、情緒不安定だったのでしょう。
川野二郎が千早病院の医師を刺した殺人未遂事件についての世間の反応

めったにあることではないですが、以前私が勤務していた病院でも外来で患者が刃物を取り出す事案がありました。そのときは外来の人達の言葉による冷静な説得で何事もなく終わったようでした。外勤先の病因では患者が事務の人を切りつけてニュースになってたこともありました。病院には本当に多くの人達がくるので、ごくごく一部ですがこういう人が確率的に混じってきます。地域性にもよりますが、、。最近は鉄道での安全性が議論になってますが、病院、その他接客業種全般、安全確保のための議論が必要なのではないかと思います。

手術したのに良くならなかった
薬を飲んでいるのに、一向に良くならない
自分のことは自分が一番わかっているから病名も調べて薬をくれと言ってもくれなかった
など、医療に過大な要求と依存と患者が勝手に決めた医学的に困難なゴールに届かないと殺人事件にならなくても、看護士や事務員に暴言や暴力を働く患者はそこそこ居ます。
ですので、事件としては珍しいですが、事件にならないのは多いです。

事件にならなくても、暴言や威嚇はわりと多い。何かあると、他人の責任にしがちな人が増えてると思う。お金を払っているからと言うが。実際の負担はアメリカなどに比べると、はるかに少ないのではないか。中には、全く負担のない人や家族だっている。
人の死について、社会が考えを変えないといけないだろうし、医師が危険あるいは理解のない患者や家族の診療を断れるようにした方がいいのでは。診たくもない人たちの診療は、お互いに良くないし、特に医療者はつらいと思いますよ。これをずっと放置してる訳で、優秀な人は医師にならなくなるし、そうなると今後医療の質も落ちるわけです。

海外ではスーパーや大型ショッピングセンターに入るときに、セキュリティチェックを受けなければならない施設もある。私自身は入ってないが、おそらく病院でも同様のことが行われているものと推測します。日本においては、この点に関し後進国と感じているが、本格的に導入を検討しなくてはならない時代に入っていると感じます。先ずは不特定多数が集まる施設、病院、駅、ビルやその他商業施設などから。完全防止は難しいですが、人を傷つけようとする者に犯罪をさせない為にもこのような方法での抑止力が必要です。

自分もいろいろと持病があり手術も何回かしてますが、事前に口コミを調べて良さそうなところに行ったり、医師の診断や態度に不満があれば他のところに行くなりしますよ。暴力で意見を通そうと思うことは無いです。
診断結果に納得がいかなければ検査結果をもらって他の病院でセカンドオピニオンを受けるなりもできるような時代になりましたし、相性というのはどうしてもありますから合わないと思ったら他のところに行けばいいだけです。
私個人としては愛想は良いけど曖昧でやってもやらなくてもどっちでも良いですよと患者に判断を任せるタイプより、事務的な対応でもやらなきゃ良くなることはないよ、現状維持もできるけどとハッキリと意見を言ってくれるタイプの方が好きです。

インターネット上での医師評価を見ると患者がインターネットで得た知識通りの治療をしてくれて即効性のある薬を処方して貰える先の評価が高い様ですが、その様に素人である患者の短絡的な判断で評価ができないのが医療だと思います。今のまま食べログ評価に近い事を続ければ赤髭先生の様な骨太の医師はいなくなってしまう危険性を感じます。インターネットに功罪共にありますが安易は評価サービスは非常に無責任で罪深いサービスと感じます。

お医者さんを守る方法はないのですかね。大阪では、メンタルヘルスに悩む人を救おうと奮闘していた医師が、放火事件で患者もろとも殺されてしまいました。
しかし、アメリカで一時あった「学校教師に銃を持たせろ」式の議論では、解決には程遠い気がします。仮に武装しようがガードマンをつけようが完全に守れるわけではない。また人に危害を加える手段で身を守ることと、医師や教師の仕事があまりにも食い違い過ぎる、という矛盾もありますしね。

このニュースを見て、医師の悩みについて検索してみた。そうすると特に勤務医の激務(加えて収入的に激務に見合わない)と患者等との人間関係の悩みが目についた。
医師(特に勤務医)の労働環境を整備する必要性を痛感するとともに、最近は「格差」を強調するような記事が多いが、専門家が身を削って激務をこなしてるんだから、負担に見合った収入を確保することが必要だと思った。

私もそう思います。病院へ入る者は荷物等のチェックを受けることが必要な時代になったと思います。昔は医者を尊敬するのが当たり前の時代でしたが昨今は医者は患者に寄り添わなければなどと訳の分からんことを言う時代になったせいでこうした輩が出ることは必然的なことと思います。だったら医者の側も自分達を守るためにこうしたチェック体制にすることを声高に叫んだら良いと思います。勿論、チェックの機器等は政府の補助ありで。
病院の室内で起きた今回の事件。突如として川野二郎のような男が現れたら逃げ場はありません。
考えただけで非常に怖いことです。
今回の事件からの教訓として、病院内に入る時は持ち物検査などを実施する必要がありそうですよね。
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