
2021年6月9日に和歌山市加納のアパートで16歳の少女が虐待を受け死亡した事件。
この事件で、少女と同居していた男が逮捕されました。
逮捕されたのは、派遣社員の木下匠容疑者40歳。
そして虐待を受け外傷性ショックで死亡したのは、当時16歳だった鶴崎心桜さん。
木下匠は鶴崎心桜さんの母親37歳と共謀し、2021年5月末ごろから鶴崎心桜さんに対し繰り返し虐待を加えていたとされています。
一体なぜこんな酷いことをするのでしょうか。
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木下匠が鶴崎心桜さんに虐待して死亡させた事件の経緯
和歌山市のアパート一室から2021年6月、体にあざがある少女が搬送され、死亡した事件で、和歌山県警は16日、少女と同居していた同県有田市の派遣社員、木下匠(しょう)容疑者(40)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
亡くなったのは和歌山市加納の鶴崎心桜(こころ)さん(当時16歳)。
逮捕容疑は、心桜さんの母親(同37歳)と共謀し、21年5月末ごろから心桜さんを繰り返し虐待。心桜さんが衰弱して身動きするのも不自由になったのに医師の治療などを受けさせず、6月9日に外傷性ショックで死亡させたとしている。県警は「捜査に支障がある」として認否を明らかにしていない。
市消防局によると、母親が同日、「外出先から帰ると、娘が意識も呼吸もなく、血のようなものを吐いている」と119番。心桜さんは搬送先の病院で死亡が確認された。当時、自宅には母親と妹(同4歳)、木下容疑者がいた。
母親は通報後、大阪府泉佐野市の関西国際空港連絡橋から飛び降りたとみられ、近くの海上で妹とともに転落しているのが見つかり、いずれも死亡が確認された。
県警によると、虐待は木下容疑者が同居を始めた18年10月ごろから始まり、心桜さんを殴ったり蹴ったりした他、精神的な虐待も加えていた疑いがあるという。県警は今後、死亡した母親も書類送検する方針。
木下匠は20216月9日夜に大量のカフェインを摂取し、病院に搬送されますが一命をとりとめました。この時「嫌なことがあったので、自殺しようと思った」と供述していたようです。
この事件が起きてしまったのは、鶴崎心桜の母親の見る目がなかったとしか言いようがありません。
鶴崎心桜の母親が木下匠を選んでしまったことで、鶴崎心桜が虐待されてしまう形になってしまいました。
2015年に再婚し、同居を始めたのが2018年10月ごろとのことですから、この間に別れることができれば良かったんですが。
一体何が気に入らなかったのでしょう。全く理解ができませんね。
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木下匠の顔画像Facebook(SNS)
再婚相手の娘に対し虐待をして死亡させた木下匠の素顔は公表されているのでしょうか。
報道を一通り確認してみたのですが、木下匠の素顔は公表されていませんでした。
Facebook、ツイッター、インスタなどのSNSも調べてみました。
すると、同姓同名で和歌山県有田市出身のアカウントがありました。まだ断定はできませんが、本人である可能性はありそうです。
今後おそらく素顔は公表されるでしょうから、その時にFacebookアカウントの人物かが判明します。
鶴崎心桜さん虐待で母親が関空連絡橋から飛び降りた理由は?
鶴崎心桜さんの母親は、鶴崎心桜さんが死亡した6月9日に関西国際空港連絡橋から飛び降りたとされています。
自分の娘が死亡したことによる精神的ショックは相当なものでしょう。
木下匠と共謀してとありましたが、なんとなく木下匠に命令されて虐待をしてしまったような気がします。
要するに鶴崎心桜さんの母親は、木下匠に逆らえないような上下関係的なものがあったんだと思います。
鶴崎心桜さんが死亡したことに加え、木下匠から逃げたいという気持ちから、関空連絡橋で飛び降りをしてしまったのかもしれません。
鶴崎心桜さんの母親が誰か報じられる
2021年6月9日に今回の事件が発生したわけですが、その数日後に鶴崎心桜さんの母親についての報道がありました。
その内容がコチラです。
6月9日午後、大阪府泉佐野市の関西国際空港連絡橋(関空連絡橋)から母子が飛び降りて亡くなった一件が、急展開を見せた。橋の近くの海上で浮かんでいるところを発見され、その後、搬送先で死亡が確認されたのは、37歳の女性とその次女と見られる 4歳女児。この37歳女性が、1998年に起きた和歌山毒物カレー事件の林眞須美死刑囚の長女だったことが報じられたのだ。
橋から飛び降りる約2時間前には、和歌山市内にあるこの女性の自宅で、16歳の長女が心肺停止の状態で発見され、病院に搬送されたものの、その後死亡が確認されていた。
6月13日付のAERA dot.は、和歌山カレー事件に関連した詐欺容疑でかつて逮捕された夫の林健治さんに取材、〈(16歳の)Bちゃんは(37歳の)長女Aの娘、ワシと眞須美の初孫やろ、居ても立っても居られずに警察に行った。捜査の担当者と話したが、まだ捜査中で、ハッキリとは言えない様子だったが、1時間近く話をした。自殺したのはうちの長女で一緒に亡くなったのは(4歳女児の)Cであるのは間違いないようだ」(カッコ内は編集部加筆)との証言を報じた。
当日の様子を振り返ろう。
37歳女性は、6月9日午後2時20分ごろに自宅から119番。「家に帰ってきたら娘の意識と呼吸がない。血みたいな黒いものを吐いている」と通報した。消防が駆けつけると、倒れている16歳女児のほかに、この37歳女性と4歳の次女、そして女性の夫の4人がいたという。
救急車には夫が同乗。取り乱した様子だった女性は、4歳次女とともに行方がわからなくなっていた。その後、午後4時頃に関空連絡橋から飛び降りたとみられている。
長女の死因は全身打撲による外傷性ショックで、腹部には打撲痕があったほか、全身に複数のあざがあったとも報じられている。過去には虐待を疑われ、児童相談所に通報されたこともあったという。前出の健治さんの証言にある通り、この16歳長女が、林眞須美死刑囚から見れば初孫ということになる。
これはちょっとビックリですね。
過去に虐待が疑われたことで、児童相談所に通報されたこともあったようですので、そこでなんとかしてほしかったですよね。
小さな子が抵抗できず虐待で死亡した事件は最近も報じられていました。
→西田彩と船橋誠二の顔画像+facebook!真愛ちゃんに虐待で死亡させた動機は?【岡山市北区花尻暴行事件】
今回のケースでは16歳の少女ですので、こんなに大きい子でも虐待されてしまうことがあるというのが怖いです。
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木下匠が鶴崎心桜さんに虐待した動機は?
今回の事件の最大の謎は、なぜ木下匠が鶴崎心桜さんに虐待したのか?ということ。
動機は木下匠の供述がなければ分かりませんが、鶴崎心桜さんにだけ虐待を繰り返していたのであれば、鶴崎心桜さんに対して何らかの歪んだ感情があったんだと思います。
もしかしたら鶴崎心桜さんは、木下匠との同居に反対していたのかもしれません。
2018年に同居をスタートしていますから、鶴崎心桜さんは当時13歳前後でしょう。思春期ですから、30代後半の男といきなり同居と言われても、受け入れることができなかったのかもしれませんね。
鶴崎心桜さんは中学校から不登校になり、友人に「家に帰りたくない」と話していたそうです。
木下匠が鶴崎心桜さんに虐待して死亡させた事件についての世間の反応

児童相談所の人員不足も社会にとって負の一面だが、
人間が生きていく上で「思いやり」の「教育」も大事ではないかと思う。
普通は家庭で親から教えてもらうことだが
人間的に未熟なまま親になった人もたくさんいるのである。
大人になるということは少なからずも子供のお手本になる立場になるのだから、
将来を見据えた「人間教育」というものを学ぶ機会を増やすことが必要と思う。
要するに「学校で教えてくれないこと」を地域や学校で教えてくれる機会が必要なのではないかと。

昔はおじいちゃんおばあちゃんがいて、それなりに家族というもののあり方を教えてもらっていましたが、今は核家族が進み、両親が共働きだったりして忙しく、道徳教育も家庭でできていない所が多いですし、親自体もその親から虐待されたりしてきていることも多く負の連鎖を招いています。

大昔と違い、義務教育があり
6、7歳以降は児童が他人や学校と関わることができるのに、なぜもこう悲しい事件が続くのか。プライバシーが保たれてる反面、他の家庭の内情を知ることが難しい。
子供はどんなことをされても
逃げる選択肢ではなく、親を求める。
これまでの虐待死事件でも、
子供が最後まで親の愛を求めていたと思うと胸が苦しい。

ただただ悲しい…こういう事件が多すぎる。
少子化になって子供の数が少なくなってるからこそ、もっと子供を大切に見守ることはできないものか。
今は幼児教育無償化の制度があるのはとても良いことだから、義務化できないものか。
こういう事件はどこにも所属していないがゆえ表面に見えないところで起こっているのかなと。
小さい頃も義務教育にするとか、今は生まれたばかりの頃に自治体による赤ちゃん訪問があるけど、そのようなことを長期間やるとか。色々方法はあると思う。
こういう事件、悲しくて寝れなくなる。

こういうニュースのコメントでよく思う。
いじめを防げなければ学校の責任
児童虐待を防げなければ児相の責任
でいくと、DVを防げなければ配防センターや自治体の家庭相談の責任
これら全て「暴力」ですが、暴力を防ぐのは誰の責任?
いじめって現実的に無くなると思う?これまでの国の取り組みに表れてるよ。じゃあ児童虐待は?年々増え続けてる。DVは?いまも母子逃げせざるを得ない親子が多くいるよ。

ネガティブに思われるかもしれないが、ここまできたら児相の特殊部門でも作って、子供に会わせないとか、虐待の跡が確認できる場合は特例で盗聴可能にするとか、少しでも暴行や虐待の実態が分かった時点で、すぐに子供を保護できる態勢にするくらいじゃないと救えないのでは?

読めば読む程悲しくなるし、知れば知るほど辛くなります。子どもという小さな命守らなければならない存在が健全に過ごせてない事かとても痛ましく思えます。子どもから親と引き直すとかではなく、両者を救えなかったのかなと。親は更生できるよう、子どもは健全に日々過ごせるように、、、。こうゆうニュースは報道したりニュースして何がしたいのかな、悲しく痛ましくニュースを伝えて、、、。

カレー事件の娘さんですね。。
事件だけでも複雑でしたが、育った環境も複雑だったのでしょう…
途中までは普通の?家族でいられたなら、後からやってきた男がきっかけ…。
最近はそういう事件ばっかりですね…。
むしろこの同居男性とか内縁の男性とか絡んでくると死亡者の出る結果に繋がることが多い気が。

この事件も謎が多く、不自然でしたが、同居男性による虐待なんですね。自分より弱い者への異常な虐待が多いのは何故か。密室である家庭の中での普通ではない行動は、逃げ場がなく怖く辛いことで、4歳の子供にも精神的苦痛を知らず知らずに与えていたのでは。誰でも人が痛がったり、苦しい場面を見れば胸が痛む。4歳でもそうなのでは。親の都合で勝手に心中させられた4歳の子供と、虐待でなくなった16歳の子供が血のつながりのない赤の他人の虐待により命を終わらすことは、もうこれ以上やめてほしい。
とても悲しい事件が続き、本当に残念な気持ちになります。
鶴崎心桜さんの母親は、早い段階で木下匠から逃げられなかったのか?ここが悔やまれますね。
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