12月22日、宇都宮市上戸祭にある文星芸術大学で、3年生の女子大生が火傷を負い、30日に死亡するという事故が発生しました。

死亡した西岡洸さん21歳は、電動工具を使い鉄板を切る作業時、火花が着衣に引火したことで緊急搬送されていました。

一体なぜ今回の事故は起こってしまったのでしょうか。

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西岡洸さんの火傷による死亡事故の概要

栃木県警宇都宮中央署は30日、宇都宮市上戸祭の文星芸術大学で、3年の西岡洸(たける)さん(21)が22日に重いやけどを負って搬送され、入院先で30日に死亡したと発表した。

発表によると、西岡さんは22日、電動工具を使って鉄板を切断する作業中に、火花が着衣に引火して救急搬送され、病院で治療を受けていた。死因は、やけどに伴う蘇生後脳症だった。

同大学は、漫画家のちばてつやさんが学長を務める美術学部のみの私立大学。総合造形とマンガ、デザインの三つの専攻がある。

西岡洸さんが授業で使用していたのはグラインダーと呼ばれる電動の機械。

どういった機械なのかは動画を見た方が早いので紹介しておきます。

実際に鉄板を切断しているところを見ると、火花がかなり出ているのが分かります。

作業着を纏っての授業が当たり前だと思いますが、西岡洸さんはどんな服装で作業していたのでしょうか。

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西岡洸さんがグラインダーを使用していた当時の服装は?

報道では西岡洸さんが着ていた服に火花が引火したことで、思い火傷をしたとありました。

では、なぜ着衣に火花が引火したのでしょうか。おそらく引火しやすい服装で作業をしていたからだと思います。

燃えやすい衣類としては、

  • 綿
  • 植物性繊維
  • レーヨン
  • ネル地
  • モール系
  • パイル地

などがあります。

この寒い時期で考えると、フリースを着ていた可能性もあります。

フリースとは、石油を原料とする「PET(ポリエチレンテレフタラート)」を使用したポリエステルの起毛素材のことをいいます。

繊維を起毛させていますので、毛と毛の間に空気を溜め込んでいます。こういった特性により、一度着火すると瞬く間に広がる危険性があります。

なのでキャンプでのフリース着用は危険と言われています。

時期や火傷の状態を考えると、西岡洸さんは事故当時、フリースを着ていたのかもしれません。

グラインダー作業中の引火で文星芸術大学側に責任はある?

今回の事故は文星芸術大学で起きました。

どういった経緯で事故は発生したのかの報道はありませんでした。

もし作業着に問題がありながら、指導をせずに作業を進めていたのであれば、大学側にも何らかの責任が問われる可能性はあるでしょう。

授業の内容や、3年生でグラインダーが使いこなせるだけの知識があったのか?といった細かいところまでは分かりませんが、作品を作る中でグラインダーを使用していたとなると、グラインダーの使い方に関しての勉強は当然していたはず。

であれば、作業をする時に着てはいけない服装についても熟知していたように思います。

野球やサッカーでも試合をする時となれば、それに合うユニフォームを着ます。スーツではやらないでしょう。

それと一緒で、グラインダーを使う時には、決められた服装で作業しないと、今回のような事故が起きてしまうリスクは高まります。

仮に、決められた服装で作業していたのに、着衣に引火してしまったのであれば、違った理由が考えられると思いますが、作業着ですので引火をする可能性は限りなく低いような気がします。

西岡洸さんの顔画像とFacebook

残念ながら不慮の事故によって、21歳という若さで亡くなってしまった西岡洸さん。

どいった女性だったのでしょうか。

Facebookを調べてみたところ、宇都宮市出身で 文星芸術大学・宇都宮文星短期大学美術学部が出身校のアカウントがありました。

同姓同名であり、大学も一緒となると本人である可能性は高いと言えます。

ですが、Facebook内に西岡洸さんがどういった女性なのかが分かるような情報はありませんでした。

私立大学であり、芸術や美術を学んでいたとなると、かなりのお嬢様ってイメージを受けます。

育ちが良いとしたら、作業中に引火しそうな服装をするといったイージーミスはしないような気はするんですけどね…。

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西岡洸さんの火傷による死亡事故についての世間の反応

さんぞうさんぞう

着衣に引火って 当時どんな服装だったのか?
芸大で鉄板切る作業なら 当然作業服と呼ばれるものに着替えて
いると思うが 作業服なら 鋳物がはねても引火などしない
化繊物のフリースとか まさかファー巻いてる状態で 作業していたなら
ジャングルジム燃やした 工業大生と同じ 知識レベルだぞ
指導 教授はどんな指導をしていたのか??

ぷーばーぷーばー

まさかフリースとか着て火花浴びてないだろうなぁ。もしそうなら指導教官の責任

きちきちきちきち

作品を作るために必要な工程ならば、それについて勉強しなければ。また教えなければ。芸術系の学校など縁がないですが、学校とはそういう場なのでは。

ブータデブータデ

着衣?回転式電動工具を使用?
私服でやってた訳じゃないんですよね?ならば不思議な事故ですね。
作業着ならばそんなに簡単には燃えないはずです。
車乗るのにシートベルトしない。
バイク乗るのにヘルメットしない。
そんな感じなのかな?

たっちぃたっちぃ

会社だと、溶接や切断など火花が出る危険作業には難燃性の物を着用するのだけどね
大学で、安全指導がそこまでしていなかったのかな

へびーきゅんへびーきゅん

化繊の服でも着てたのかな…
火花が出るもの扱う時は綿じゃなきゃだめなんだよ
寒くてもフリースとかはもってのほかよ
こういう工具を扱うときの基礎中の基礎だと思うから
ちゃんと知って欲しい

だびーくんだびーくん

綿の作業着を着ていれば絶対に起こり得ない事故。
工具を使う時は作業着を着るのが鉄則だと思うし、そう指導されていたはずだろうが、着替えるのを面倒くさがったのかな。
ちょっとの手間を惜しんだことで、まさか自分の命で代償を支払う羽目になるとは思わなかったでしょうね。何のために作業マニュアルがあるのかをもう少し考えてほしかった。

メカメカメカメカ

授業中なのかどうか、監督者(責任者)がいたのかどうか、どのような服装・状況だったのか、といった詳しい情報が無いと何とも言えないな。ただ、普通だったらあり得ない事故だとは思うけど

きょんたんきょんたん

芸術のためであっても工具を使用するなら安全対策は工業と同じレベルで
行うのは当然なのだが、、、
火花で着火している事から表面フラッシュだと思う。作業着に着替えていなかったのか?もし大学側が指導していなかったのなら安全に対しての知識が無さすぎるね。

大学の授業中に起こってしまった不慮の事故。

世の中どういった事故が起こるかは分かりませんが、事故を起こさないようにリスクを下げることはできます。

当たり前ですが、車で事故を起こさないために飲酒した状態で乗らないことや、キャンプでフリースを着ないなど、注意すれば誰にでもできることです。

事故は起きてからでは遅いですから、その前に対処したいですね。

西岡洸さんのご冥福をお祈りします。

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