
新プランの発表でさらに和地を集めている楽天モバイル。データ通信はもちろんのこと、電話も使い放題となっており、料金プランがシンプルで分かりやすく縛りが一切ありません。海外でもお得に使えますのでメリットが多くあります。
さらに初期費用等は0円。25,000円分の楽天ポイントがもらえるキャペーンを実施してまので、契約するだけでも非常にお得と言えます。
ですが、その一方で楽天回線に対応しているエリアはまだまだ狭いのが現状であり、利用できる端末は少ないといったデメリットも多くあります。
お得であることは間違いないのですが、まだまだ全員におすすめはできないという印象があります。
今回の記事では、楽天モバイルのメリットやデメリットに関して紹介していきます。
いま楽天モバイルを契約しようか悩んでいる方は、参考にしてください。
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楽天モバイルのメリット
楽天モバイルを使うことで得られるメリットは多くありますので、一覧を見てみましょう。
- 自社回線を持っているため回線が安定している
- 料金プランが1つだけとシンプルであり尚かつ縛りがない
- 海外でも使用できる
- 楽天ポイントが貯まりやすく利用もできる
- 実店舗があるため安心
- オリジナル端末を含めラインナップが豊富
- キャンペーンが魅力的
- 通話やSMSが無料で使える
- テザリングは無料で使い放題
非常に魅力的なメリットが多くあります。ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
楽天モバイルのメリット①:自社回線を持っているため回線が安定している
楽天モバイルは自社の電波を持っているため、回線が安定してるのがメリットといえます。
MVNOの楽天モバイルではドコモやauから回線を借りてる状態でした。自社で電波や回線を持たないことにより、コストの削減ができていましたが、借りれる回線には限りがあるため、利用者が多くなる時間帯には回線が混雑して速度が下がるという問題がありました。
これに対して楽天モバイルは自社回線設備を持っているので回線の安定が実現できました。平日のお昼や夕方でも安定した速度が出るため非常に快適に使えます。通信速度に関しては大手キャリアと遜色ないと言えます。
楽天モバイルのメリット②:料金プランが1つだけとシンプルであり尚かつ縛りがない
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は税込みで月額3,278円です。このリーズナブルな料金でデータ通信や音声電話が使い放題です。
料金プランは1つしかないので非常に分かりやすく、プラン選びで迷う心配はありません。
しかも楽天モバイルには契約縛りが一切ないので、合わないと感じればいつでも無料で解約ができてしまいます。
プランは1つのみで複雑な契約条件などがないため、シンプルでとにかく分かりやすいのが楽天モバイルのメリットです。
新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は1つのプランの中で、使用量に応じて段階的に料金が変動する仕組みとなっているため、わかりやすさは据え置きです。
楽天モバイルのメリット③:海外でも使用できる
楽天モバイルは海外でもそのまま利用でき、MVNOの楽天モバイルは海外だと音声通話とSMSのみだったのですが、MNOの楽天モバイルになってからは、月2GBまでデータ通信が利用可能となってます。
月額料金はかからず、Rakuten Linkアプリを使うことでSMS、海外から日本への電話が無料となります。
楽天モバイルは66の国と地域で利用できます。利用できる国の詳細が知りたい方は、楽天モバイルの公式サイトを参考にしてください。
楽天モバイルのメリット④:楽天ポイントが貯まりやすく利用もできる
楽天モバイルを使うことで、楽天スーパーポイントが貯まっていきます。現時点で楽天モバイルでは最大2,5000円分の楽天スーパーポイントがもらえるという非常にお得なキャンペーンを実施しています。
さらに楽天モバイルを契約することで、楽天市場での還元率がアップするSPUが+1倍になります。普段から楽天市場でお買い物をしている方であれば、楽天モバイルを契約することで楽天スーパーポイントが貯まりやすくなります。
そして貯まったポイントを楽天モバイルの料金に使うこともできます。
お支払い方法については、クレジットカード、デビットカード、口座振替の3つの支払い方法があります。ですが講座振替の場合は楽天ポイントは使えませんので注意してください。
クレジットカードで支払う場合は、断然楽天カードがおすすめです。楽天カードは支払い100円につき1ポイント、利用金額に対して1%の楽天ポイントが貯まります。
楽天モバイルのメリット⑤:実店舗があるため安心
楽天モバイルは実店舗が存在します。MVNOを展開していた時代から少しずつ店舗を増やしていき、現在では全国に600店舗以上となっています。
新規契約はもちろんのこと、修理の受付やSIMサイズ変更などのサポートが受けられます。注意点としては、受けられるサービスは店舗によって異なるということです。お店を落ちずれる前に楽天モバイルの公式サイトでショップの情報を検索しておきましょう。
端末を直接確かめたり、直接サポートが受けられるといった実店舗ならではのメリットはとても魅力的です。
楽天モバイルのメリット⑥:オリジナル端末を含めラインナップが豊富
楽天モバイルでは端末セットのラインナップが豊富にあるため、自分にあった端末が見つけやすいというメリットもあります。
高コスパのモデルから5G対応しているハイスペックなモデルまで、用意されている端末は充実のラインナップとなっています。
さらに4月30日からはiPhoneの取り扱いを開始しているので、iPhoneユーザーでも楽天モバイルを選択できるということが実現できました。
オリジナル端末はいずれもeSIMのみ対応し、防水とおサイフケータイに対応しているとう個性的なスマホとなります。
どの端末においても、購入時にポイント還元がありますので、表示されている価格から実質安くなります。
楽天モバイルのメリット⑦:キャンペーンが魅力的
楽天モバイルでは、お得なキャンペーンを実施しています。
- 月額料金3ヶ月間無料
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵお申し込みで5,000ポイント還元
- Rakuten UN-LIMIT Ⅵ対象製品購入で最大25,000ポイント還元
楽天モバイルに新規契約、乗り換え、MVNOの楽天モバイルから移行することで月額料金が3ヶ月無料となります。
MAX月額3,278円かかる月額料金が3ヶ月も無料になるのであれば、それだけで約10,000円もお得になります。
さらに最大で25,000円相当のポイントも還元中です。
事務手数料は全て無料ですし、Rakuten Linkを使えば通話も無料と、かなりの椀飯振舞です。
楽天モバイルのメリット⑧:通話やSMSが無料で使える
楽天モバイルは国内通話は完全にかけ放題です。さらにSMSの送受信まで無料です。
他の他の携帯会社への通話はもちろんのこと、固定電話への通話も全て無料です。ただそ、通話かけ放題になるのは専用のアプリであるRakuten Linkを使用した時のみになるので注意しましょう。
SMSに関しては1日200通までの制限はありますが、同様にRakuten Linkを使用することで無料となります。
楽天モバイルのメリット⑨:テザリングは無料で使い放題
パソコンやタブレットなどを外出先などでネットに接続できる便利なテザリング。
大手キャリアの場合、別途申込みが必要な場合や追加料金が発生する場合があります。しかし楽天モバイルは申込みは不要であり、なおかつ無料で利用することができます。
そしてテザリングの通信もデータ量無制限ですので、使い方次第では楽天モバイルのテザリングを自宅のWiFi代わりにすることだってできます。
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楽天モバイルのデメリット
メリットが数多くある楽天モバイルですが当然デメリットもあります。早速デメリットの一覧を見てみましょう。
- データが使い放題となるは楽天エリアのみ
- 繋がりやすさが微妙
- パートナーエリアは毎月5GBまで
- かけ放題は専用アプリの利用が必要
- iPhone版の専用アプリの仕様が変更
- 端末の動作確認がされていない
- 完全データ使い放題でも1日で10GB使用すると1Mbpsに速度制限される
- 今後通信障害が起こる心配あり
- セットで端末を購入すると初めから楽天のアプリが大量にインストールされてる
- キャリアメールが使えない
ここからは、楽天モバイルのデメリットについて詳しく解説していきます。
楽天モバイルのデメリット①:データが使い放題となるは楽天エリアのみ
楽天モバイルはデータ通信が使い放題なのが魅力の1つです。しかしデータ通信が使い放題になるのは楽天回線エリアに限られます。
2021年9月時点で楽天回線エリアになっているのは47都道府県になります。エリアは全都道府県に広がってはいるものの、それでも全国的にまだカバーできていないのが現状です。
対応しているエリア内であっても、実際に使えるのは一部の都市部だったりしたりもします。
ですので契約する前に、自分が住んでいる地域が楽天回線エリア内であるかの確認を必ずするようにしましょう。
楽天モバイルのデメリット②:繋がりやすさが微妙
楽天モバイルは楽天回線エリア内であっても繋がりやすさが微妙な時があります。
楽天回線エリア内であっても、地下鉄の駅や大型商業施設内で使うと楽天回線ではなくパートナー回線に繋がる仕様になっています。
基地局がまだ少なく周波数も限られてしまっているため、電波が届きにくい場所があるのは残念なポイントです。繋がりさせすれば速度は十分速いだけに、非常にもったいない要素です。
楽天回線とパートナー回線のどちらに繋がっているのかを確認するには、「my 楽天モバイルアプリ」で確認することができます。パートナー回線には5GBまでという制限があるため注意しておきたい点です。
楽天モバイルのデメリット③:パートナーエリアは毎月5GBまで
楽天回線エリア以外ではパートナーエリアとなるため、au回線を利用する形になります。
通信速度の安定性は抜群なのですが、パートナーエリアでは月間5GBのデータ容量となりますので、超過したあとは最大1Mbpsで使い放題となります。
毎月5GBを無料で使えると思えば非常にお得感はありますが、楽天回線エリアの無制限使い放題と比べてしまうと残念感は否めません。
1Mbps出ていれば、ネットサーフィンやSNSは問題なくできます。ですが動画の視聴となると少し画質を落とさないと快適には見れないかもしれません。
楽天モバイルは速度の切り替えにも対応していますので、自分の好きなタイミングで高速通信と低速通信を切り替えることができます。自分なりのペースで切り替えてみるのがいいでしょう。
楽天モバイルのデメリット④:かけ放題は専用アプリの利用が必要
楽天モバイルでの電話かけ放題は専用アプリの「Rakuten Link」が必要になります。
標準のアプリから電話をかけてしまうと有料になってしまうので注意が必要です。これを未然に防ぐには、Rakuten Link以外の電話アプリはホーム画面に追加しないことです。
Rakuten Linkは普通の電話アプリと使い勝手はほぼ変わらないので、慣れてしまえば特に問題はないでしょう。
楽天モバイルのデメリット⑤:iPhone版の専用アプリの仕様が変更
7月6日からiPhone版のRakuten Linkの仕様が順次変更されています。iPhoneで着信を受けた場合、Rakuten LinkではなくiOS標準のアプリでの着信される仕様になります。
この変更による注意点は、折返しの際にRakuten Linkを使い忘れてしまう可能性があることです。標準アプリで着信があるとつい標準アプリで折り返してしまいがちですので注意してください。
楽天モバイルのデメリット⑥:端末の動作確認がされていない
楽天モバイルではSIMフリー端末の動作確認がされていません。
動作が保証されているのは楽天モバイルで販売されている機種だけになります。大手キャリアの端末やSIMフリー端末などはほとんど動作確認されていません。
動作確認されていない端末であっても使えるものはありますが、利用する際はあくまで自己責任でお願いします。
iPhoneに関しては、6s以降の機種は全て正式対応しています。
楽天モバイルのデメリット⑦:完全データ使い放題でも1日で10GB使用すると1Mbpsに速度制限される
楽天回線エリアではデータ通信は使い放題となります。ですが実は1日に10GBほど利用すると1Mbpsに制限されてしまいます。
10GBでできることは、
- ホームページ閲覧が約6.5万回できる
- LINE通話が約2万分できる
- 高画質のYouTubeが約15時間視聴できる
- テキストメールの送受信が約2万回できる
といったことができます。かなりのヘビーユーザーでなければ超えることは少ないと思います。
仮に制限が掛かったとしても、1Mbpsは出ますので先程も紹介した通り、普通に使えるレベルではあります。
楽天モバイルのデメリット⑧:今後通信障害が起こる心配あり
楽天モバイルは大規模商用ネットワークでは始めて完全仮想化を実現しました。
これまでの携帯の基地局にはさまざまな専用機器が必要になっていました。専用機器は高価でありメンテナンスにもコストがかかってしまいます。
楽天モバイルはそれらの専用機器を汎用サーバ上で動かすソフトウェアにより実現しており、これが完全仮想化です。
完全仮想化にすることによって専用機器が不要になる上、メンテナンスも簡単になるのでコストを大幅に削減することができます。また機器が故障したとしても別の機器にすぐに乗り換えることが可能なのです。
ただ携帯ネットワークの完全仮想化は世界初であるため、今後も安定して運用されるかどうかは分かりません。大規模な通信障害が起こる可能性も考えられます。
こればかりは現段階では分かりませんので、実際に使ってみて継続して使うかどうかを決めるしかありません。
楽天モバイルのデメリット⑨:セットで端末を購入すると初めから楽天のアプリが大量にインストールされてる
楽天モバイルで端末を購入すると楽天アプリが最初から大量に入ってしまってます。
my 楽天モバイルやRakuten Linkなど普段使いに必要なアプリもありますが、多くのアプリは不要なものです。
厄介なのはアンインストールできないアプリもあること。かと言って楽天モバイル以外でSIMフリースマホを購入しようとすると、動作確認がされていないためこれはこれでリスクがあると言えます。
自己責任で動作確認がされていない端末を用意する以外は、楽天モバイルの端末を購入するしかないのが現状です。
楽天モバイルのデメリット⑩:キャリアメールが使えない
楽天モバイルはドコモ、au、ソフトバンクに続く第4にキャリアになったのですが、キャリアメールは使えません。
キャリアメールが必要という人がどれだけいるかは分かりませんが、それでもキャリアメールが使いたいという人にとっては不便です。
個人的に使い勝手はGmailの方良いと感じますし、LINEで事足りてしまうことがほとんどですので、キャリアメールが使えないというのは大きなデメリットとは言えないかもしれません。
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楽天モバイルはサブで使うものアリ
楽天モバイルはデータ使用量が1GB未満であれば無料で使える上、楽天ポイントももらえます。
その一方で対応エリアの狭さや障害が起こる可能性があったり、使える端末が少ないなどでもメリットが多いことも分かったと思います。
デメリットを避けて使いたいのであれば、楽天モバイルをサブで使うのがおすすめです。
1GBまでのデータ通信量は無料、さらに専用アプリを使えば通話料もかからないので、楽天モバイルを契約したからといってランニングコストがかかるわけではありません。
対応エリアの問題や使える端末に関しては、今後改善されていく可能性はありますので、無料で使える間は楽天モバイルをサブ回線として持っておき、メイン回線に大手キャリアや格安SIMを利用するのがおすすめです。
楽天モバイルのためにスマホを2台持つのは面倒くさいな…と感じている方は、リベ大の両学長がおすすめしているような使い方をしてみるのも一つの手です。詳しくは以下の動画を参考にしてください。
デメリットは多いものの、それ以上に使うメリットが多いと感じ、僕も楽天モバイルにMNPしました。
これにより大手キャリアの料金とモバイルwifiの料金だった月約6,000円ほどが削減できる予定です。
年間で計算すると約70,000円にもなりますから、固定費を下げるのは非常に大きいことが分かります。
そして浮いたお金はどんどん投資に回し、少しでも生活が楽になるようにしていきましょう。
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