これから読書を始めようと思っている方、どうせ読書するなら効果的にしたいもの。時間帯はいつが良いのか?朝読書と夜読書の特徴を知っておいて損はないでしょう。

効果の一部として、朝読書は、集中して本が読める。夜読書は脳に記憶されやすい。といったメリットがあります。

今回の記事では、それぞれの時間帯でのメリットやデメリットについて、解説していきます。

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読書をする時間帯は重要なのか

読書をする時間帯にはそれぞれ特徴があります。先程も紹介しましたが、

朝は脳の中が睡眠(夢)によって、昨日の記憶や体験が整理された状態になっていることから、非常に高い集中力がでるというメリットがあります。

なので朝は、論理的なものや語学、法律の文章などの読書が向いています。

一方夜は、本の内容が記憶に残りやすいというメリットがあります。ただ脳は夕方から夜にかけて脳が疲れてきます。疲れが理論的な縛りや抑制がとれます。

なので、気楽に読める小説や難しくないビジネス書などの読書が向いています。

とはいっても、朝や夜に無理やり読書をしないといけないわけではありません。無理に読書をしても頭に入らないので、継続していくのが難しいです。

読書で一番大切なのは習慣化することです。長く続けられるような読書習慣を身に付けていきましょう。

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朝の読書

朝に読書をするには、まず朝起きをする必要があります。早起きする世界の有名人には、

  • ティム・クック(AppleのCEO)
  • ジェフ・ベゾス(「Amazon.com」の共同創設者)
  • マリッサ・メイヤー(Yahoo!のCEO)

などがいます。

朝は頭が冴えていて気持ちが良いものです。早起き+読書を習慣化することで効果が大幅にアップすることが期待できます。

通勤、進学の隙間時間を活用するのも一つの手かもしれませんが、満員電車の中では、なかなか集中できず非効率になってしまうかもしれません。

できることなら、落ち着ける場所でゆっくり読書を楽しみたいところです。

では、朝に読書をするメリットとデメリットについて紹介していきます。

朝メリット①:集中して本が読める

朝は読書や勉強をするには最適な時間帯であると言われています。夜の睡眠の間に脳の中の記憶が整理されるため、脳内がスッキリしていル状態になるため、集中力が高くなります。

なので内容が難しい本を読んだり、語学の勉強などは朝にするのがベストでしょう。

朝メリット②:リフレッシュできる

読書をすることで脳が活性化されることで、気分を落ち着かせる効果やストレスを軽減させる効果が期待できます。

1日の良いスタートをきるという意味でも、朝に読書をすることは非常に良い習慣になります。

朝メリット③:生活習慣が整う

朝に読書をする上で、睡眠不足の状態であれば読書をする気になりません。

そのため、朝起きる時間から逆算して、夜しっかりと睡眠時間を確保する必要があります、

こうすることで夜更しをする生活を改めることで、朝に強い体が出来上がり、結果的に健康的な生活習慣に繋がっていきます。

朝読書のデメリット①:睡眠不足で集中できない

朝読書のメリットを紹介してきましたが、朝読書が良いと言われても、朝は眠いから読書できないという方もいるでしょう。

こういった方たちには、朝読書は難しいかもしれません。ですが朝眠いのは寝不足が原因である可能性が高いため、7~8時間の睡眠時間を確保した上で、実践してみましょう。

習慣化が身につくまで、平均66日間かかると言われていますので、まず2ヶ月を目標にしてみると良いでしょう。

2ヶ月経過したころには、朝読書をしないとなんだか気持ち悪い…という感情が芽生えてくるでしょう。そうなることが良い傾向になっているということです。

朝読書のデメリット②:時間が確保できない

人によっては、通勤、通学で時間をとられてしまうため、朝の時間がとれない。という方もいるでしょう。

こういった場合の解決策としては、昼から夜の時間帯で空いてる時にするのがおすすめです。

朝読書をした方が集中はできますが、読書は続けることが大切になってきますので、無理に朝に拘る必要はありません。あくまで続けていくことを意識してください。

朝読書のデメリット②:習慣化させるのが難しい

朝に読書をするためには、早寝早起きをしなくてはいけません。平均的な日本人の就寝時間は23時12分、起床時間は6時32分と言われていますので、読書する時間を加味して就寝時間を決める必要があります。

ただ早寝早起き習慣にするのは非常に難しいです。

なので最初から大きな目標を立てるのではなく、まず5分から。といった始めやすい目標からやっていくことをおすすめします。自分に自信を付けるには成功体験が必要です。小さな目標で成功体験を積み、段々と大きな目標に移行していきましょう。

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夜の読書

夜に読書する人のイメージはどんな人でしょうか。薄暗い部屋でライトをつけての読書だったり、本を持ったまま寝落ちしてしまった人などでしょうか。

夜の時間帯であれば晩ごはんのあとやお風呂の中など、朝の時間帯に比べ時間が確保しやすいでしょう。

では、夜に読書をするメリットとデメリットについて紹介していきます。

夜読書のメリット①:脳に記憶されやすい

脳に記憶させるために重要なのが睡眠です。そして何かを学んだあとに睡眠をとることで記憶されやすいとされています。

なので記憶に残したい本は夜に読み、朝読書でも簡単に読み返すと定着に繋がりやすくなります。

ただし夜は脳が疲れていますので、簡単なビジネス書などが良いでしょう。

夜読書のメリット②:ゆっくり読める

朝の時間帯は、通勤や通学の準備で何かとバタバタしてしまいます。しっかりと時間を確保できる人なら問題ないですが、自信がない人は落ち着いて本が読める夜の方がおすすめです。

リラックスした状態で、気楽に読める本をチョイスしてみると、ストレスも軽減されるでしょう。

夜読書のメリット③:睡眠の質が上がる

睡眠の質が下がる原因にスマホやテレビのブルーライトがあります。なので寝る前にスマホをいじったり、テレビを見るのは避けたいところです。

そこで代わりするべきなのが読書です。紙の本はもちろんですが、キンドルペーパーホワイトなどの電子書籍リーダーはブルーライトを発しない構造になっており、睡眠の質を下げることはありません。

夜読書のデメリット①:疲れていて本を読む体力がない

仕事での残業や学校での部活など、読書をする余裕がないということは起こりやすいことです。

睡眠時間を削ってまで読書をするのは、かえって次の日のパフォーマンス低下に繋がってしまいますので、無理せず睡眠しましょう。

仕事の残業が原因で帰宅してからの時間に余裕がない場合は、仕事のやり方などを見直した方がう良いでしょう。

そして、どうやって見直す方法を学ぶのかというと、それこそが読書です。本には自身が抱いている悩みの答えが書いてあります。

夜読書のデメリット②:夜更しに繋がる

夜読書をすることで睡眠の質は上がりますが、漫画などのアドレナリンが出るような本はあまりおすすめしません。

本の続きが気になってしまうことで、夜更しに繋がってしまいます。

これの解決策としては、本を読む時間を決めておくというのが良いでしょう。起床時間、そして入眠時間を計算して、読書の時間も決めてしまいましょう。

夜読書のデメリット③:目が疲れる

読書は目を酷使してしまうため、どうしても目が疲れてしまいます。特に夜は暗い場所で読書をしてしまうと、疲れが溜りやすくなってしまうので、注意が必要です。

あまりにも目が疲れている場合は目薬を試し、それでも疲れがとれない場合は、youtuberのマコなり社長もおすすめしている「めぐりズム」を使ってみるのがベストでしょう。

 

本もそうですが、費用対効果の高いものにはお金をかけていきましょう。価格ではなく価値で判断できるようになると、金融リテラシーが高いと言えますね。

時間帯に関係なく読書の習慣をつけるのが理想的

朝の時間帯、夜の時間帯でメリットとデメリットを紹介してきました。

どちらの時間帯で読書をするかは、結局その人次第になってきます。目的に合わせて選んでみるもよし、無理なく読書が続けられる時間帯で選ぶもよしです。

時間帯に関係なく読書をする上で重要なのは継続することです。そのために習慣化させることが大切になります。

理想は歯磨きのように、何も考えなくても実行できるくらいになりたいですね。習慣化をする方法について学ぶのも読書ですので、本当に基本、読書にはメリットしかありません。特に若いうちからしておくと、その後の人生がイージーになりますので、習慣化は早ければ早いほど良いですね。

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